革靴を個人輸入する際の関税について
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Author: uncho
小遣い稼ぎの副業として革靴の輸入を考え、取引先を見つけイザ仕入れようとしたのですが、必要な費用を計算すると革靴の関税が異様に高いことに気づきました。なんと革靴の関税率は30%だそうです。また30%の関税が4,300円以下だった場合は4,300円の関税になるとのこと。要は30%もしくは4,300円のどちらか高い方になるってことらしいです。
ちなみに、個人輸入の場合は、革靴の購入価格を6掛けした額が課税対象になるそうです。これは卸価格に対して課税することになっているため、卸価格を購入価格(小売価格)の6掛けとみなして計算するためです。
上記を例に5万円の革靴を輸入(個人輸入)した場合の計算をすると、、、
50,000円(購入価格)×0.6(卸価格)×0.3(関税)=9,000円
と関税だけでかなりの額になってしまいます。
もし、1万円の革靴だった場合は、、、
10,000円 (購入価格)×0.6(卸価格)×0.3(関税)=1,300円
ですが、4,300円以下となるため、実際の関税は4,300円が課せれます。
仕入れが高ければ30%もの関税が、安く仕入れても4,300円の関税がかかり、 高くても低くても高い税金が課せられる仕組みです。高い関税には色々と理由があるみたいですが、ちょっと高すぎるなと思ってしまいました。。。
なお、革靴の輸入に関しては「関税割当制度」というのがあり、一定の輸入数量の枠内に限り、低税率(一次税率)の関税を適用する制度があり、これに申請すると一定の数量以内であれば低い関税が適用されるそうです。
ただ、申請には条件(要件)があり、新規者の場合は、
申請日前1年間に、二通関以上「自ら輸入」した貨物の輸入申告価格(CIF建て)の合計額が50万円以上又は一通関100万円以上となる実績を有する者
となっており、ある程度の輸入実績が無いといけないようです。
参考)
以上ですが、ここに記載した情報は09年12月現在のものであり、また関税に関して専門知識が無い者が書いたものですので、参考程度として下さい。
個人で輸入をしようといろいろ調べていると、今まで知らなかったことが見えてきて面白いですね。とりあえずは革靴の輸入は諦めますが。。。orz